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マンドリンを弾いている人にとって永遠(かどうかは知らんが)の課題の一つがトレモロではないでしょうか。

難しいですよね。

逆に、楽器を始めた頃・・・
ある程度トレモロができるようになったら「マンドリンが弾けるようになった!」って思っちゃったりしませんでしたか?w

マンドリン=トレモロ

は言い過ぎかw
切ってもきれない関係ですね。

ところでこの「トレモロ」という奏法、一般的に広まったのは19世紀中ごろと言われてます。
現在一般的に使用されているマンドリンは17世紀中ごろに登場したナポリ型から発展したものですから・・・
トレモロは意外と新しい奏法なんですね。

もっとも、近代マンドリンは19世紀のパスクワーレ・ヴィナッチャの楽器改良に始まったとも言われているのでなんとも言えないですがw
ちなみに日本に入ってきたのは1894年と言われてます。本格的に広まるのは1924年のラファエレ・カラーチェ来日によるものらしいですが。楽器匠としても有名なカラーチェです。


話が逸れましたwマンドリンの歴史はまた後日。


1778年、フランスの作曲家グレトリー歌劇「嫉妬深い恋人」セレナーデ「皆が眠っている間に」の中に見られる「8分音符を32分で刻む」というものがトレモロの最初だと言われています。
その後、ロマン派の時代にはメロディの音価が長くなり、「細かい音符の連続で持続音に聴かせる」というトレモロが主流になりました。


そういえば、新入生にトレモロを教えているときに
「トレモロとピッキングって何が違うんですか?」
っと訊かれたことがありました。

違いません。

トレモロ=ピッキング(ダウン・アップ)の連続 です。

「トレモロはピックの握りをゆるくして弾くんだよ」
とか教えちゃってる人たまにいますけど・・・

大抵、音が弱かったり飛ばなかったり雑音(ペチペチ)が多かったり・・・

弦に負けないようしかっり持たせてみると、とたんにトレモロできなくなるんですよね。

たしかにピックの握りをゆるくするとトレモロしやすくなりますが・・・
それじゃぁしっかりした音は作れない気がします。


最初は難しくても、ゆっくりと、しっかりした音でダウン・アップの練習を積み重ねていくことが大事なんじゃないでしょうか。


異論・反論大歓迎!


やっぱり身体にとって(?)特殊な動きですよね、トレモロ。

だいぶ慣れてきた今でもトレモロだけは練習時間減せませんね。


長くなったんで今日はこの辺で

では。
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