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今日はスラーの話。


擦弦楽器はボーイングでスラーを表現しますが・・・

マンドリンはどうしましょうね。

単純に「スラー=トレモロ」とか?


そもそもスラーとは何でしょうか。

以下 Wikipedia より転載。

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スラー: slur)とは、楽譜に用いられる演奏記号のひとつで、いくつかの音符を弧でくくり、音と音とを滑らかにつなげて演奏することを表す。アーティキュレーションのひとつである。

タイと形状が似ているが、異なる音楽記号である。

 

 

実際の演奏では、スラーの始点から終点までがひとまとまりに聞こえるように演奏する。このため、終点の音を除き、すべての音は十分に伸ばされる。スラーはひとつのフレーズを表すことも多く、この場合には、音質や音量に段差がないように演奏されるが、まとまりを感じさせるために終点の音を弱くするのが普通である。また、始点の音は若干強く演奏することが多い。スラーの中で音の上下があるときには上行でだんだん強くし、下行でだんだん弱くするなど、一般的なフレーズの作り方に準ずる。

ヴァイオリンなど擦弦楽器においてはひと弓で、フルートなど管楽器においてはひと息で演奏することを示す奏法記号である。 これら以外にもこの記号がつけられる場合があるが、その場合は滑らかにつなげることを意味する。

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大事なのは「滑らかに聴こえるか」だと思うんですよね。

たとえば分散和音。

場合によってはトレモロで演奏した方が良い場合もありますが、
ギターなどの撥弦楽器をイメージして音を残したピッキングで演奏することが多いですよね。

クーレ奏法なんかその例です。

なぜこれはできるのに、メロディや音価の長いフレーズからの細かい動きにまでトレモロに拘ってしまうんでしょうか。

特に主線を担当するとつい張り切りすぎてメロディ全部トレモロ!とかしちゃったり。

結果、ダブルノートや三連符がはっきり聴こえます。もはやスラーじゃない・・・


結局、メロディーだから!とか、スラーだから!って考えすぎると大事なことを見失っちゃうことが多いのかなと。

何のためにトレモロを選択するか、そこを考えてトレモロとピッキングを決めていくといいんじゃないでしょうか。


では。
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