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弦は永久に使えるわけじゃないですよね。

弦が死ぬっていうのは2つの要因がありまする。

・切れる
・音の劣化

前者は正直運の要素も強いですよね~
買ったばっかなのに・・・なんてことも
弾き方・張り方 悪いとすぐ切れます。

それはさておき、

今回語りたいのは後者です。

音の劣化。

何故劣化するかわかります?

・弦が錆びるから

これは簡単。

・弦に手の汚れや油がついてるから・・・

問題はこっち。
イマイチちゃんと考えてくれる人がいない。

マンドリン弦は安いからいいけどさ~


正確には、「巻き線と巻き線の間に汚れなどが入って正常な振動を阻害するから」なんですよ。

それと金属疲労。


「巻き線と芯線の間の汚れや腐食」
が起こり始めた時点で音色が劣化し
「金属疲労」
が起き始めた時点でチューニングが不安定になりはじめると言われてます。


マンドリンの高音弦なんかは単線ですから、きちんと汚れを拭き取ってあげていればかなり長持ちしますよね。

目安としては12フレットのハーモニクスと実音が著しくズレだしたら金属疲労による影響がだいぶ出ている証拠なんで替え時ですかね。

ちなみにトマスティークのマンドリュート弦のE線も単線なんで長持ちです♪



実は、「腐食・汚れ・金属疲労」を完全に遮断できれば、弦は半永久的に使用できると言われています。
ピアノなんて弦に触れることがないので10年は軽くもちます。

マンドリンは絶対無理ですけどww



巻き弦でも、クロスにフィンガーイースなどを染み込ませて弦をしっかり拭いてあげると音が蘇ります。理屈は簡単ですよね。
弦を緩めて巻きの間の汚れを可能な限り拭きとってあげるのがポイントです。

これで月々の弦代はかなり浮かせますw

金属疲労がハンパ無いので結局死にますけどね。それでも普通に使用するよりは遥かに長持ちです。是非お試しアレ。


では。
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